イスラエル・パレスチナ | ワールドサッカー狂喜乱舞

イスラエル・パレスチナ

今月の八日、エジプトの紅海岸の保養所シャルエルシェイクでイスラエルのシャロン首相とアッバス・パレスチナ自治政府議長が会談することが決定した。両首脳の会談開催は四年四ヶ月ぶりである。この会談はロードマップ(行程表)に基ずく和平プロセスの再開への第一歩と位置づけられているが、実質的な焦点は、交渉再開の前提である停戦や治安対策などになりそうだということだ。

戦後60年が経とうとしている。現在日本は憲法9条とアメリカに守られ戦争とは無縁の状況である。(最近、右派の小泉首相によってその状況も変化しつつあるが…。)しかし、世界に目を向けると中東を中心に第二次世界大戦後も各地で戦争が勃発している。アメリカによってユダヤ人のために造られた国、イスラエル。それにより自分の国を奪われたパレスチナ。長年憎しみ戦ってきた両国が思い描く将来は…今回の会談で半歩でもその将来の実現に近づけばと思う。