ワールドサッカー狂喜乱舞 -32ページ目
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ハリウッドスター

ヘビー・スモーカーとして知られるジョニー・デップ(シザーハンズ、パイレーツオブカリビアンなど)が、40歳になり、ニコチンの摂取量を少し減らす気持ちになった。ただし、1日3箱だけは譲れないようだ。「最高に気分のいい日なら、3箱に抑えられる」と語るデップ。「ニコチン中毒者にとって3箱のタバコは必須だ。ランチの後の1箱、夕食の後の1箱、それから、いつでも好きなときに吸っていい、万能札の1箱だ。以前はもっと吸っていたからね」と、禁煙ならぬ、減煙の成果に満足な様子で語った。

ただタバコの量を減らしただけでニュースになってしまうハリウッドのスター、ジョニー・デップ。さすがといったところか。しかし、これにはスターの減煙を利用した禁煙、減煙のPRととれなくもない。しかし、減煙して1日3箱とは…。その前は何本吸っていたのやら。

イスラエル・パレスチナ

今月の八日、エジプトの紅海岸の保養所シャルエルシェイクでイスラエルのシャロン首相とアッバス・パレスチナ自治政府議長が会談することが決定した。両首脳の会談開催は四年四ヶ月ぶりである。この会談はロードマップ(行程表)に基ずく和平プロセスの再開への第一歩と位置づけられているが、実質的な焦点は、交渉再開の前提である停戦や治安対策などになりそうだということだ。

戦後60年が経とうとしている。現在日本は憲法9条とアメリカに守られ戦争とは無縁の状況である。(最近、右派の小泉首相によってその状況も変化しつつあるが…。)しかし、世界に目を向けると中東を中心に第二次世界大戦後も各地で戦争が勃発している。アメリカによってユダヤ人のために造られた国、イスラエル。それにより自分の国を奪われたパレスチナ。長年憎しみ戦ってきた両国が思い描く将来は…今回の会談で半歩でもその将来の実現に近づけばと思う。

韓流ブーム

「冬のソナタ」で火がついた韓流ブーム。ぺ・ヨンジュ、イ・ビョンボンなどを中心におば様を中心に日本中の視線が今韓国に向けられている。内閣府の世論調査で韓国に親しみを感じる人が過去最高になったという。また、日本でのブームが韓国で報道され、それが韓国民に日本を見直させる好循環を生み出しているという。

今まで我々世代は韓国にあまりよい印象は抱いていなかった。少なくても自分はそうである。なにがそうさせてきたのだろうか?その大きな要因は韓国民が抱く反日感情に他ならない。歴史的な背景により多くの韓国の若者が抱き、表現する反日感情。それがメディアを通じ我々に報道される。自分のことを嫌っている人を好きになる人はいないというわけである。そうして悪循環を繰り返していた対日、対韓意識に明るい兆しが見えてきた。

この韓流ブームに大きな役割を果した冬ソナ、ヨン様。そういえばもう一方のソナはどこへいった?一人韓流ブームに乗り遅れたユン・ソナ…。しかし、本人は現在の韓流ブームは自分から始まったと思っているかもしれない。

吉野家

十一日に一年ぶりに牛丼の販売をする吉野家ディー・アンド・シーはBSEによる変異型ヤコブ病の風評による影響を懸念している。大手牛肉チェーン店で唯一他国からの牛肉の輸入を行わず自店のブランドイメージを優先した吉野家。その精神はまさにドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社の精神か。

1968年ブドウは記録的な大凶作だった。その年ロマネ・コンティ社は一切の赤ワインの樽詰めを行わなかった。経営が苦しくとも名声を汚す事はしたくなかったのである。経営的には最悪のオプションである。彼らがなぜそんな事ができたのか…自分たちを信じていたからである。自分たちが今まで培ってきたものに心から自信と誇りを持っていたからである。状況は違えど吉野家の方針にはロマネ・コンティ社のプライドが垣間見える。
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